浴室のお役立ち情報 浴室リフォーム「 古いタイル貼り → ユニットバス 」(戸建て)の工事過程
こんにちは! 東京営業所です。
初めてのリフォーム工事の際、工事の流れが分からないので不安。とそんな声を耳にすることがしばしばあります。
そのため、今回は昔の浴室によく見られる「タイル貼り」の浴室リフォーム工事(戸建て在来浴室)について2つの例をご紹介します。
プランナー鈴木ナオミの例
戸建てのタイル貼りの浴室のことを、私たちは在来浴室と呼んでいます。
在来浴室のメリットは広々とした空間とタイルのかっこよさ。
しかし、寒い!がネックですね。
交換される方、皆さまから寒い…。目地の清掃が面倒…。と、よくお話をいただきます。
< リフォーム前の様子 >
また、在来浴室の工事は大変といったイメージがありますが、1週間程度でご入浴は可能となります!
毎日ご使用いただくものですので、在来浴室からユニットバスへの交換はできるだけ早い時期をおすすめします。
工事過程
まず、解体です。
タイル張りのお風呂を壊していくと、お家の下地が出てきます。
木造のお家ですと、漏水や雨漏りでシロアリの被害にあわれているお宅もございます。
そういった腐食を発見した場合、お客様とご相談のうえ補修工事を追加しています。
次は、床が平ではないので、土間打ちを行っていきます。
乾燥までに1日はかかりますので、少し乾燥期間を設けさせていただきます。
いよいよユニットバスの組立です。
ユニットバスは1日でほとんど組みあがります。(仕様やお風呂の大きさによっては2日かかります。)
洗面脱衣室~浴室に入る際の段差がなくなり、出入りもしやすくなります。
洗面脱衣室と浴室の間仕切り壁の補修をし、内装を張り替えたら工事は完了です!
洗面脱室の内装を張り替える形となりますので、脱衣室内もキレイにされる方が多いです!
また、ついで工事になりますので、単体工事で行うよりも少しお得に工事が出来ます♪
在来浴室のリフォーム工事はビフォーアフターもご希望の形に生まれ変わります。
プランナー木村の例
今回、ご紹介する工事はタイルの浴室で、いわゆる在来浴室からユニットバスへの交換工事です。
こだわった木目の素敵なお風呂なのですが、在来浴室はやはり寒さとお手入れの大変さが気になられるようです。
入り口段差の解消も今回の目的です。
今回の工事の問題点は、窓の高さです。
浴槽に入って、中庭が見えるように低い位置についています。
ユニットバスにすると、床が今より高くなるので浴槽の縁も現在より高くなります。
そうなると、窓にかぶってしまいます。
その為、今回は外装の計画もあったことから、窓を付け替えました。
窓廻りの下地を替え、断熱材も入っていなかったので、外部に面しているところは断熱材を入れました。
出来上がったのがこちらです。
カウンターに洗面器を置けるタイプで、椅子を利用することで立ち上がりも楽になります。
元の木の雰囲気を残すため、入口枠は本物の木にしました。
よく使われるのは樹脂ですが、今回は洗面所の木に合わせました。(写真では色が違うように見えますが、もうちょっと合っています(^^;))
床も和風にしました。
籐・・に見えますが、これはフロアタイルといって、塩ビのタイル材です。
籐に見せているので、ちょっと溝はありますが、ごしごし拭いても大丈夫で、腐ったりせず、変色もしにくい素材です。
このように、コーディネートも色々ご提案できますので、なんとなくでもイメージがあれば相談してみてくださいね。