【世田谷・北九州・滋賀のリフォーム情報】
『 タイル張り風呂 → ユニットバス 』リフォーム・費用
昔のお風呂によく見られる「 タイル貼りのお風呂 」(在来工法の浴室)は、冬場とても寒いですよね。
また断熱性能が低いため、結露がひどく天井や窓が水滴だらけになることも多いかと思います。
そのような「 タイル貼り 」浴室を、『断熱性能が高く、暖かい「 ユニットバス 」へリフォームしたい!』と思ってはいるけれど 『 工事が大変そう、お風呂に入れない期間が長そう、工事の流れが分からない 』などの不安を感じている方に、本コラムでは、
●「 ユニットバス・在来工法の浴室 」のそれぞれの構造や特徴・メリット・デメリットについて
● 2つの実例 ビフォーアフター
● 3つの実例 工事過程
● 当社で浴室リフォームを行った際の価格帯
をご紹介させていただきます。
ユニットバスとは、防水性の高い素材で「 壁・床・天井・浴槽 」などを一体化して、工場で生産した浴室のことです。現場にユニットごと搬入して「 設置・組立・接続 」しスピーディーに完成させる工法で、最近では「 システムバス 」とも呼ばれています。
ユニットバスのメリットは、全体を見ても隙間が少なく、断熱性能を向上しやすいので、在来工法の浴室と比べると比較的暖かいことです。また、組立てに職人の技術力の差が比較的少なく、品質や仕上がりなどへの影響も少ないという点もメリットの一つです。
タイル貼りのお風呂は、在来工法の浴室と呼ばれ、木造戸建ての工法で、鉄筋コンクリートの基礎の上に土台・柱・梁・筋交いで他の部屋と同じように浴室スペースを作り、周囲に防水加工を施した浴室のことです。
在来工法のメリットは、ユニットバスと違い、空間や形状に捉われず、様々な大きさやデザインに仕上げることができることです。浴槽はもちろん、壁・床・天井を好みの素材で仕上げることができ、ヒノキ風呂や大理石やタイルで仕上げた風呂も在来工法の浴室となります。
デメリットは、工期と費用がユニットバスより長くなることです。施工にさまざまな業種の職人が必要になることが多く、材料費もかさむのでコスト面でも高くなる傾向があります。また、掃除に手間がかかります。
実例 ビフォーアフター
【 実例1 リフォーム前 】
【 実例1 リフォーム 実施後 】
(工事概算金額: 210万円)
【 実例2 リフォーム前 】
【 実例2 リフォーム 実施後 】
工事過程 実例①
在来浴室からユニットバスへの工事は、大変といったイメージがありますが、1週間程度でご入浴は可能となります!
リフォーム前の様子です。

まず解体です。タイル張りのお風呂を壊していくと、下地が出てきます。
解体後の様子です。
このように木造住宅ですと、漏水や雨漏りでシロアリの被害にあわれている住宅もあります。
そういった腐食を発見した場合、お客さまとご相談のうえ補修工事(追加工事)を行っていきます。
次は、床が平ではないので、土間打ちを行っていきます。
乾燥までに1日はかかりますので、少し乾燥期間を設けさせていただきます。
いよいよユニットバスの組立です。
ユニットバスは1日でほとんど組み上がります。(仕様やお風呂の大きさによっては2日かかります。)
洗面脱衣室~浴室に入る際の段差がなくなり、出入りもしやすくなります。
洗面室(脱衣室)と浴室の間仕切り壁の補修をし、内装を張り替えたら工事は完了です!
多くの場合、洗面室(脱衣室)の内装を張り替える形となりますので、同時にリフォームにされる方が多いです!
単体工事で行うよりも少しお得に工事が出来ます♪
工事過程 実例②
浴槽の底に穴が空いてしまったため、タイル貼り(在来工法)の浴室からユニットバスにリフォームすることになりました。
元のお風呂は、断熱性が悪く冬場は非常に寒いとのことでした。
まず、天井・壁・床を解体します。
床解体後にユニットバスの土台となるコンクリートを土間打ちします。
在来工法の浴室は、目地のひび割れなどから水が浸透しやすく、今回の現場も窓下が長年の湿気で腐食していました。
窓下の腐食を新しい木下地に取り替えます。
出入口の木下地も同様に腐食していました。
床鳴りの原因にもなるので、補強のために新しい木下地に取替しました。
その後、ユニットバスを組み上げます。
今回設置した『シンラ』は、床・壁・天井・浴槽も断熱材に包まれているので、冬場でも寒くありません。
さらに『肩楽湯』『腰楽湯』で体が温まり、とてもリラックスできると非常に好評でした。
腐食実例
実例①&②の工事過程にて、漏水による木材腐食についてもご紹介しましたが、「出入口の土台・窓台・柱」と広範囲での腐食があった実例をご紹介します。
まず土台がこのように腐食していました。
次に窓台と通し柱もこのようになっていました。
このように在来工法の浴室では、出入口部分の土台や浴室内のサッシまわりから漏水し、木材が腐食するケースはよくあります。
今回もそのような事例だったのですが、隅にある柱が通し柱であり、非常に良くない箇所での腐食であり、このままの状態で工事を進めることは好ましくないため、お客さまへ相談し追加工事にて該当箇所を補修することになりました。
土台は、腐食部をすべて取り除いて新しいものと入替えました。
柱に関しては通し柱であり、家を支える重要な柱のため腐食部を撤去して、新しい柱に据え変えることは非常に難しい箇所になります。
そのため既存の柱の横に添え柱という柱を入れて補強しました。また窓台についても新しいものと入替えました。
添え柱はここの部分です。
今回通し柱が腐食していたので、家が傾いている可能性が考えられましたが、浴室廻りの壁に筋交いが多く設置されていたため大きく傾くといった事象は発生せず、問題なく新規の窓を設置し、ユニットバスを入れることができました。
工事過程 実例③
今回の工事のきっかけは、既存のタイル張りの浴室が寒いことや、病気をされたため寒さ対策が必要になったこと。
また、浴室の老朽化や床タイルの水垢が落ちにくくなったことから、リフォームを依頼されました。
お客様のご要望は「暖かいお風呂」と「毎日のお掃除が楽になる設備」でしたので、次のご提案を行いました。
・お手入れの負担を軽減するため人工大理石浴槽
・掃除の手間を減らすため床ワイパー
・浴室を暖かく保つため「浴室暖房換気扇」
・断熱性を高めるために浴室出窓は幅を約3分の1に、脱衣所窓は約半分に小さく
浴室の寒さ対策に重要なのは特に「窓」で、こちらはとても大きいアルミサッシの出窓でしたので、冬場はたくさんの面積で暖かい空気が逃げ、冷気が入ってくる状態でした。
戸建て住宅は、床・壁・天井・窓に囲まれていますが、冬の暖房時に外に逃げる熱のおよそ50%が窓からです。
画像引用:YKK AP株式会社 ホームページ
工事の様子
< 工事前 >
工事はまず、電気配線や水道管を取り外し、浴室窓の撤去から始めました。
この大きな窓は寒さの原因でしたが、解体した廃材をここから運び出せるため、家の中を通らずに済んで大変助かりました。
続いて、床タイルを撤去していきます。
今回は脱衣所もコンクリートの床だったため、解体に苦労しました。
コンクリートガラや土を取り除いた後、水道管と電気の配線工事を行い、コンクリートを流し込んで土間を打ちました。
その後、脱衣所の床組みを行い、ユニットバスを組み立てていきました。
ユニットバスの上には断熱材を隙間なく充填し、保温性を高めています。
最後に、間仕切り壁や脱衣所の内装を仕上げて工事完了です。
新しい浴室は、TOTOユニットバス「サザナ」1717サイズになりました。
ユニットバスにしただけでもお掃除は楽になりますが、今回は人工大理石浴槽と床ワイパーを採用したことで、より清潔さを保ちやすくなっています。
また、寒さ対策として、窓を小さくし、断熱性能の高い複層ガラス入りの樹脂窓にしたことで、冷気が入りにくくなりました。
浴室 リフォーム価格帯
当社に浴室のリフォームを依頼すると実際にどれくらいの費用がかかるのか、費用感を「 東京エリア(緑)」と「 北九州・滋賀エリア(青)」に分けてグラフにまとめました。
《 横軸 》リフォーム費用(万円) ・ 《 縦軸 》件数割合(%)
※集計期間: 2022年1月~2023年9月
※お客様のご自宅の条件、お選びになる仕様、製品によって費用は異なります。
< 参考情報 >
2023年12月現在において
サザナ スタンダード(S)タイプの商品代: 希望小売価格 約118万円(税込)~
サザナ ハイグレード(P)タイプの商品代: 希望小売価格 約144万円(税込)~
戸建て用 シンラ デラックス(D)タイプの商品代: 希望小売価格 約177万円(税込)~
戸建て用 シンラ リラックス機能満載(R)タイプの商品代: 希望小売価格 約231万円(税込)~
マンション用 シンラ デラックス(D)タイプの商品代: 希望小売価格 約196万円(税込)~
マンション用 シンラ リラックス機能満載(R)タイプの商品代: 希望小売価格 約243万円(税込)~
サザナを採用の場合、工事費を含め100~150万円が多く、シンラを採用の場合、150~250万円が多い価格帯となりました。また、タイル貼りの浴室からのリフォームの場合、解体や基礎工事の費用が多くかかります。
文: ①鈴木ナオミ・②鹿毛&香月・③谷口








