補助金活用のお役立ち情報 【 リフォーム補助金 】こどもみらい住宅支援事業
こんにちは! リモデルサポートチームの池田です。
こどもみらい住宅支援事業をご存じですか?
ニュースでも幾度となく取り上げられていますので、ご覧になった方もいらっしゃるでしょうが、「一定の条件を満たして新築・リフォームをした場合、申請することで国より補助金を受けられる事業」です。

事業の目的
1.子育て世帯・若者夫婦世帯の住宅取得に伴う負担軽減
2.省エネ性能を有する住宅ストックを増やす
補助対象
補助の対象は、子育て中の世帯や、これから新居を構えようとしている若者世帯で、
2021年11月26日以降に契約し、
2022年10月31日までに工事着工する物件が、補助の対象となります。
リフォームの場合
2021年11月26日以降に契約し、
2022年10月31日までに工事完了する自己所有物件で、且つ補助額累計が5万円以上の場合に補助金が交付されます。
リフォームの場合も、子育て世代、若者夫婦に対しては補助額の優遇がありますが、新築と違い、上記要件に該当しない世帯も補助の対象となります。
いずれの場合も交付申請期間は、10月31日までとなっていますが、予算が無くなり次第事業終了となります。
工事・施工業者
新築・リフォーム共に、工事業者が本事業の登録事業者であることが必要です。
そのため、依頼するリフォームや新築の業者が本事業に登録していないと適応されません。
※TOTOリモデルサービスは、3事業所ともに本事業を活用できます。
補助金申請
今回の補助金は、今までのようなポイントや商品ではなく、現金で支給されます。
補助金は、事務局から登録事業者である工事業者へ振り込まれた後、お客様へお渡します。
(当社では、後日振込させていただきます)
補助金交付額は、子育て・若者夫婦世帯の場合、新築最高100万円、リフォームは最大60万円、その他の世帯でもリフォームで最大30万円まで補助が受けられます。
必ずしも想定した補助額が支給されるとは限りませんが、お得な補助が受けられますので、計画段階から対象工事を検討されてはいかがでしょうか。
① 新築
新築の場合は、住宅の環境性能により、補助額が3段階に分類されます。
環境性能によって3段階に分類され、それぞれ補助額が決まっています。
※詳細は、割愛させていただきます。
② リフォーム
対象となる工事はカテゴリーごとに8つに分類され、(1) ~ (3) のいずれかの工事を必ず1つ以上、実施する必要があります(Aは必須工事)。
(4) ~ (8) の工事に関しては、Aを実施した時のみ補助金の対象となります。
※この補助金事業の基本は、カーボンニュートラル(二酸化炭素削減)であり、それを主軸に子育てや若者夫婦のサポートが付随された事業なのです。
また、購入価格ではなく、補助額が合計で5万円以上になる必要があります。

画像引用: こどもみらい住宅支援事業事務局 ホームページ
リフォームの補助額は、新築とは違い対象商品・工事ごとに額が決められています。
「 浴室 」での補助額の例を紹介します。

「 トイレ 」での補助額の例を紹介します。

※トイレ単体ですと補助金の額が50,000円以上になりませんので、対象となるには上図に記載した項目以外に「 廊下幅等の拡張(28,000円/戸)」に適合する工事が必要となります。
例:出入口の幅拡大・部屋拡大
上記は一例ですが、このようにリフォームの場合は、対象箇所の累計で補助額が算出されます。
対象商品・工事ごとの補助額の詳細は、こちらをご参照ください。
補助を受けた住宅は、補助金振込後、10年間は自身が住み続けるよう制限があり、
譲渡・貸し出し・担保・取り壊しなどは規約の中で禁止されています。
そのため、資産価値が上がったからといってすぐに売りに出すことは出来ません。
コロナによる納期遅延
現在、コロナウィルスの影響で、住宅建材・設備機器の納期遅延が発生しています。
この状況は、しばらく回復する見込みが無く、長いと3ヶ月以上も待たなくてはいけないものもあります。
先述したように、新築については期限内に着工していれば補助の対象となりますが、リフォームで補助金申請する為には、2022年10月31日までに工事が完了する必要があります。
特に大規模改修は早めに着工しないと、間に合わなくなる恐れがありますので、早めに検討開始された方が良いかと思われます。