「構造材」と「羽柄材」とは(住宅建築 用語解説)
「構造材」とは、柱や梁等の建物の荷重を支える骨組のことを指し、「羽柄材」とは構造材や造作材に含まれない、根太・間柱・胴縁・貫等・窓台などに使われる比較的小さい部材を指します。
木造建築物においてどの木材も重要ですが、特に「構造材」に関しては地震に対する強さや耐久性が必要なため、JASで樹種や強度等級が定められています。
羽柄材は「はがらざい」と読み、構造材と造作材をつなぐ下地材として使用されます。
羽柄材は骨組みに接着して使用されるため、構造材と勘違いされやすいですが、柱や梁以外へ使用される補助部材の総称であり、比較的断面の小さい補助部材であるため、基本的には表面上には見えない部材です。
そのため、節や色・木目などの見た目にはこだわらない木材が使用されます。
構造材の主な種類
構造材の代表的なものを紹介します。
●柱(はしら)
柱は、垂直方向に立てて上部の重みを支える部材です。
●梁(はり)
梁は、床や屋根の荷重を支える役割を持つ部材です。
●桁(けた)
桁は、梁に対して直角方向にかかっている、小屋組を支える水平な部材です。
●棟木
桁と平行に取り付けられる、屋根の一番高い位置にある部材です。
●土台
基礎の上に水平に固定される角材のこと。
●火打
梁・桁・土台がしっかりと固定されるよう、斜めにかけ渡された補強材
羽柄材の種類と樹種
羽柄材の代表的なものを紹介します。
●貫(ぬき)
貫は壁面で柱同士を水平方向につなぐ部材です。
多くは、壁や床下の補強を目的として使用されています。
●垂木(たるき)
垂木は、屋根の斜めの面に縦向きに取り付ける木材のことです。
屋根の下地や屋根材を支える部材となります。
●間柱
石膏ボードやサイディングなどの壁材を固定するため柱と柱の間に垂直に設置する部材です。
●根太(ねだ)
根太は床の下で、床板の補強としての役割を持つ部材です。
建築における部材は、骨組みとなる「構造材」、化粧材となる「造作材」、構造材と造作材をつなぐ下地材の「羽柄材」の3つに大きく分けられます。
構造材や羽柄材は、壁の中に隠れてしまうケースが多いため、普段見ることはありません。
しかし、最近では、構造材や羽柄材をわざと見せるようなデザインにすることも増えてきています。
樹種によっても大きく印象が変わることから、きちんと建築会社などと話をした上で決めていきましょう。







