TOTO ウォシュレット『リモコン』効かない?動かない?故障で交換?
TOTO ウォシュレットのリモコンが
効かない?
反応しない?
動かない?
故障?
交換?
といった場合、故障ではなく「 電池切れ 」や「 壁紙の影響 」といった原因が考えられます。
※リモコン故障の場合は「 TOTOメンテナンス 」が対応させていただきます。
フリーダイヤル: 0120-1010-05
インターネット申込み: 問合せフォーム
(リモデルクラブ店においても対応可能な場合もございます)
電池切れの確認方法
故障か断定する前に確認していただきたいのが電池が切れていないかどうか。
液晶パネルがある場合はわかりやすく、画面が暗くて操作がしにくいと電池切れです。
※ビルトインリモコンを除く
また、リモコンの操作をしても作動しない時がある場合、ほとんどの場合電池交換で解決します。
(電源コードが裏にあると思われている方も多いのですが、一般的に電池で動いています)
ちなみにリモコンには、おおかた電池交換のサインが表示されるようになっていますので、完全に電池が切れる前に交換を行いましょう!
< 電池切れランプの例 >
画像引用:TOTO株式会社 ホームページ
電池の交換方法
まず始めに、電源プラグを抜き「運転」ランプが消灯したことを確認してください。
下図のようにTOTOの製品の場合は、上に引き上げるとリモコン本体が、ハンガー(土台)から外れるようになっています。
(無理に外すと割れる場合がありますので、ご注意ください。)
そして、リモコン裏側に電池カバーがありますので、カバーを外し、同じサイズの電池との交換をお願いいたします。
画像引用:TOTO株式会社 ホームページ
< 電池交換の動画 >
壁紙の影響の場合
内装の色柄(壁紙や天井の仕上げ)によって、ウォシュレットのリモコンが正常に反応しなくなる場合があります。
選んだ壁紙などが『 黒っぽい色 』の場合に、不具合の事象が発生しやすくなります。
(この情報は、トイレのカタログの巻末にも書いてあります)
リモコンの信号(赤外線)は、天井および壁の反射によってウォシュレット本体の受光部へと信号を伝えます。
室内の広さやレイアウト、形状や材質、そして天井や壁の色によっては、受信条件が悪くなってしまい、操作をしても反応がしなくなります。
トイレの機能や内装材をこだわって選んだのに、このことを知らなかったためにリフォーム後に後悔する・・・
なんてことにもならないためにも注意が必要です。
以前、ご相談をいただいたお客様は、他の業者様で取付けられたウォシュレットの反応が悪く、 お客様ご自身でお調べしたところ内装仕上げに原因があると判り、リモコン上部の天井に白い紙を貼るなど工夫をされておりました。
実際に現場にお伺いしてみると、内装仕上げが壁と床が黒っぽいタイル貼りのトイレでした。
天井は黒っぽい塗装で仕上がっており、赤外線にとっては条件の良い状態ではありません。
この際は、ウォシュレットの取替と合わせて、天井を白く塗装をご希望いただき、納めさせていただきました。
内装仕上げに限らず、ウォシュレットには正常に反応しなくなる条件があります。
インバーター方式の照明が直接リモコンに当たっている場合や、棚やキャビネットが近くにある場合などにも不具合が起こる可能性がありますので、ご注意ください。
文: 栗原
動画: 江口・南部