リビング・収納、外壁・屋根、その他のお役立ち情報 マンションの【サッシ交換(さっし取り替え)】方法・費用について

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北九州営業所

こんにちは! 北九州営業所の香月です。
マンションの「 サッシ 」交換の方法や費用・サッシの種類についてご紹介します。

 

お客様よりリビングにある掃き出しサッシのクレセント(引き違い窓や上げ下げ窓などに多く用いられている、戸締まり用の三日月型の金具[鍵])が閉まらなくなったから、クレセント(鍵)を取り替えたいというご依頼が始まりでした。

 

現状ついているサッシメーカーは現在なくなっており、クレセントの取替えが出来なかったので、サッシごとの取替えという事になりました。
 

 

 

 

 

窓(サッシ)を交換するメリットは?

綺麗になり、スムーズに開け閉めできるということは大前提ですが、その他にも次のようなメリットがあります。

 

■ 遮音 効果

現在の窓は、30年前に比べ遮音性が大きく向上しており、ガラスの種類によっては 40dB以上の遮音効果をもたらせてくれる商品もあります。

 

< 外部騒音と窓の遮音性 >

外部騒音と窓の遮音性

画像引用:YKK AP株式会社 ホームページ

 

 

■ 断熱 効果

複層ガラス化により断熱ができ、省エネにつながります。

 

< 熱貫流率の比較 >

サッシ 熱貫流率

画像引用:YKK AP株式会社 ホームページ

 

 

 

 

 

ただ、マンションでは、マンション自体の外観が変わる可能性があるため、一般的に入居者はサッシの取替えは出来ません。そのため、管理組合にて工事を行うことがほとんどなのです。
しかし、今回のお客さま宅のマンション管理組合の方は、同じような色や形で、外観が変わらなければ入居者側にて取り替えて良いとの事でしたので、弊社にて施工を行いました。

 

 

※参考

今回は、クレセントの破損でしたので異なりますが、断熱や防音が目的でしたら、窓の内側にもうひとつ窓をつけるリフォームもあります。

この場合、窓が二重になることで気密性が高まり、窓の間に空気層ができることで断熱や防音に優れた窓になります。 

 

 


そのため状況から判断し、既設のサッシの枠を利用したカバー工法にて施工を行いました。
ただ一般的に木造住宅に施工するカバー工法ではなく、RC造(鉄筋コンクリート造)専用のカバー工法となります。今回は、YKK APのGRAF工法というカバー工法を採用しました。

 

GRAF工法を採用した理由は、有効開口を大きくとれるという点です。
一般的なものだと5~7㎝程縦横が狭くなるのに対し、GRAF工法では3㎝弱しか狭くなりません。また今回施工した窓がベランダに続く掃き出しサッシという事もあり、段差をつけることなく施工できる点もこの工法のメリットなのです。

 

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画像引用:YKK AP株式会社 ホームページ

 

 

 

 

サッシ交換の工程

1.始めに窓回りが傷付かないよう養生をします。今回、ブラインドに関しては取り外しが困難だったため、取付たままでの施工となります。


2.障子を取り外します。

 

 

 

 


3.新しいサッシを取り付けるための下地を既存のサッシのレールに取り付けていきます。


※現場によっては、既存サッシのヒレの部分をカットするのですが、今回ヒレの高さが干渉しなかったため、そのまま上にアルミ材を被せて施工していきます。
 

 

 

 

 

 

 

■ ヒレをカットする場合

GRAF工法 サッシ

画像引用:YKK AP株式会社 ホームページ

 

 

GRAF工法は、既設アルミ窓枠を有効利用し、すっきりとした納まりを実現します。

既設枠の下枠レールをカットして、新設枠を接合する画期的な窓改修工法ですので、騒音や廃材を最小限に抑え、シーリング工事が不要で短時間のため工費が抑えられます。

 

 

< ハンドグリッパーによるレールカット >

 

GRAF工法-ハンドグリッパー ヒレカット

画像引用:YKK AP株式会社 ホームページ

 

 

 

 

4.全ての既存枠に下地の取り付けが完了したら、新しいサッシの枠の取り付けです。
新しい枠は、既に工場で組みあがったものを現場で取り付けます。

 

5.取り付け後の下枠です。前述しましたように床とサッシとの段差がなくキレイに取り付けられています。最後に障子をはめ込んで工事完了です。

 

 

 


施工前と施工後、あまり見た目は変わりませんが、機能面が抜群にアップしています。
今回、ガラスがペアガラスになったため、断熱性がアップし夏場・冬場の外気の影響を受けにくくなっています。


さらに防音性もアップし、お客様から「 マンション付近にある高速道路の車の音が聞こえなくなり、とても静かになった 」と満足の声を頂いております。

 

 

 

 

サッシ交換の費用

ちなみに気になる今回の工事金額ですが、施工費込みで1箇所当たり 30万円弱くらいになりました。

この金額は、サッシの大きさ・グレードなどで変わってくるため、あくまで参考価格としてみてください。

 

 

■ 平均的なサイズで交換した場合の費用例(北九州エリア)

・高性能 樹脂窓 APW 330: 26万円程度(税込)

 樹脂でできた窓枠のため、窓の表面温度の差が小さく、ガラスと枠ともに結露が見られません。

 (外気0度・室温20度・湿度60%の場合)

 

・アルミ樹脂 複合窓 エピソードII NEO: 22万円程度(税込)

 ガラス面には、ほとんど結露は発生せず、枠に関しては結露を抑制します。

 夏の窓辺でも、日射熱をブロックします。

 

・戸建ての場合は、さらに断熱性・気密性・遮熱性が高い「 高性能トリプルガラス樹脂窓 」を選択することも可能です。

 

※上記の金額に産業廃棄物 処理費用が1万円程度(状況により前後します)

※現場の状況によって、追加費用が発生する場合があります。

※東京・滋賀エリアでは、人件費や材料費が異なるため最終的な費用が異なってきます。

 

 

前述しましたが、今回の工事はマンション管理組合の方の合意下での工事です。
そのためマンションでのサッシ取替えをご検討されていらっしゃる方は、まず管理組合の方へご確認後、弊社などのリフォーム会社にご相談ください。

 

 

 

内窓(インナーサッシ)の設置例

断熱や結露に効果的なインナーサッシ。

内窓や二重窓とも呼ばれます。

 

サッシの室内側にもう一枚サッシを取り付けます。

※YKK APのマドリモ(プラマードU)では、1窓 約60分と短い時間で設置(リフォーム)が可能です。

 

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画像引用:YKK AP株式会社 ホームページ

 

 

 

マンションの場合はサッシが共用部になり、勝手にサッシの交換ができない場合が多いので、結露対策・断熱対策に内窓設置がおすすめです。

既存のサッシは、アルミサッシにシングルガラスですので、冷気や熱気がアルミとガラスを通じて室内に入ってきます。また洗面所に専用のエアコンを取り付けることは稀なため、窓で断熱して室温を安定させることが効果的です。

※内窓の設置でも、管理組合の許可が必要な場合があります。

 

<工事中>

 

 

写真は洗面所・浴室リフォーム工事と合わせて設置しましたが、単体の工事ですと短時間で取り付けができます。

 

<内窓取付け後>

 

 

壁紙に合わせてサッシ枠の色を白で統一しているため、すっきりと仕上がりました。

 

リフォーム後

 

今回は断熱が目的でしたが、その他に遮熱、遮音など、取り付ける目的や部屋の方角によって、高断熱ガラス・型板ガラスなどのガラスの種類を選ぶことができます。

 

 


選ばれる理由

信頼感・安心感を重視したい

費用のこと、ライフスタイルのこと、将来のこと、リフォームの際にはさまざまなことを考慮しなければいけません。
自分たちだけでは答えが出ないことも多々あると思います。そんな時の住まいのコンシェルジュとして、“相談してよかった”と思っていただける会社を目指しています。

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