「 小便器撤去 」洋式トイレ リフォーム
こんにちは! 北九州営業所 西川です。
本コラムでは、小便器の個室と大便器の個室が一つずつあったトイレをひとつのトイレ空間にリフォームした工事過程をご紹介いたします。
こちらの家は、築90年で80代のお母さまがおひとりで住まわれており、離れて暮らす娘様より、この度お問い合わせいただきリフォームを実施しました。
リフォーム前
【 既存図面 】
小便器の個室は長い間利用しておらず、今は物入として利用されていました。
娘さまのご要望としては、80代のお母さまが使いやすいトイレにしたいとのこと。
そこで、利用されていない小便器の個室を無くし、大便器の個室と合わせ1つの広いトイレ空間とすることをご提案させていただきました。
工事中
物置状態だった小便器室から荷物を運び出し、工事に備えます。
大便器・小便器、2室の間の壁も柱を残して全て撤去していきます。
シロアリ対策で重要なのは「予防」です。シロアリは湿気の高い場所を好むため、水まわりは特に対策が必要です。
防蟻処理はまだシロアリが発生していないうちに、しっかりと行う必要があるので、今回の工事中にできる範囲で防蟻処理を施しました。
築90年の建物ですと、断熱性もほとんどなく、冬はとても寒かったと思います。
そこで今回のリフォームを機に断熱材をしっかり敷設していきます。トイレと併せて、寒さの気になる廊下も断熱材を敷設しましたので、以前に比べると寒さが改善されるのではないかと思います。
将来、どこへでも手すりを設置できるよう、壁に下地補強をおこないました。
新しいトイレの壁全てに合板 12mmの下地を貼っております。
トイレ入口は、もともと大きな段差ではありませんでしたが、万が一に備え段差も解消しました。
入口の扉は再利用をさせていただきました。今では作ることが難しい、素敵な扉は、新しいトイレにもとても合っています。
アクセントクロスを貼り、内装を仕上げたら、新しいトイレを設置して完成です。
アクセントクロスが映える広々としたトイレになりました。
お客さまから「 トイレの快適さを実感している毎日です 」とのお声をいただき、とても嬉しく思います。