「 離れの風呂 」を母屋へ移動
こんにちは! 滋賀営業所の谷口です。
今回は、浴室工事とキッチン工事をご紹介いたします。
工事前使用されていたお風呂はタイル張りの在来工法かつ、居住スペースと建物がわかれており、外へ出ないとお風呂へ行けないようになっていました。
冬になるとお風呂も寒いですが、外にでることで湯冷めをするだけでなく、ヒートショックの危険性もあります。
そこで今回は、母屋の物入れとして使われているスペースへ、新たに浴室を設けることになりました。
< お客さまのご要望まとめ >
・物置スペースを浴室、脱衣場へ
・オール電化へ
・明かり取り窓の設置
【 工事前 】
ここは物入れを兼ねた出入り口として使われていました。(玄関は別にあります。)
既存の土間部分は、ユニットバスの設置スペースしかなかったため、隣接する物入れを解体し、脱衣所スペースを確保しました。
物入の解体~脱衣所の出入口を作るために廊下側の壁も解体していきます。
解体と同時進行で浴室給排水、エコキュートの設置準備も行っていきます。
エコキュートを置くための架台を作りエコキュートを設置します。
あとはユニットバスを組立てて脱衣所を作れば完成です。
今回、脱衣所には洗面化粧台や洗濯機が無いので、空いているスペースを活用し収納を作りました。
システムキッチンの入替えと合わせてリビングのリフォームをしました。
< お客さまのご要望まとめ >
・床が傷んできている
・壁をきれいにしたい
・機器の老朽化
・コンセントの数を増やしたい
床は敷居に段差があることと、コスト的にも抑えることができるため、今あるフローリングの上にフローリングを重ねて張る「上張り工法」をご提案しました。
また、既存の壁材はそのままではクロスを張ることが難しい化粧板のため、上からボードを貼り、クロスで仕上げていきます。
解体様子と電気配線改修のようすです。
既存では配線が露出し、目立っていたので壁の中に隠してしまいます。
リフォーム現場では壁の撤去を伴わない工事が多いので、天井や壁に穴をあけ電気線を通していきます。
続いて、天井・床貼りです。
床鳴りのするところや、傷んでいるところは補強し、フローリングを貼ります。
既存の窓では新しいキッチンの吊り戸に干渉するため、窓も入替えています。
ボードを貼り、仕上げにクロスを貼ります。
そして、キッチンを組立てると完成です。
※完成リフォーム実例はこちら ⇒ ほっと落ち着く心地よい空間