温度変化を抑える換気扇「 熱交換型 」全熱交換器

こんにちは！

今回は、当社東京営業所にも設置しましたダイキン工業株式会社の換気設備「 全熱交換器 」について紹介します。

またコラム後半では、パナソニック株式会社の「 熱交換系 」換気設備について紹介します。

私たちも新型コロナウイルスの感染が拡大する中、暑い夏や寒い冬でも事務所内の換気をすることによって感染予防を行ってまいりました。

ちなみに厚労省のパンプレットでも、こまめな換気を推奨しています。

・窓がある場合、２方向の窓を１回数分間程度全開にする

・換気回数は毎時２回（2/h）以上行う

窓を開けることが一番早いですが、寒かったり窓がなかったりしますよね…。

理想的な換気の経路は、リビングや寝室、子ども部屋など人が過ごす居室から、キッチンやトイレ、浴室など汚れた空気の発生しやすい場所へ空気が流れるのが理想です。

東京営業所オフィス側は、夏は熱く・冬は寒い！といった感じの冷暖房の負荷が非常に大きい事務所です。

そんな中、窓やドアを開けずに事務所内の換気が出来る、「全熱交換器」という換気設備の設置をすることとなりました。

この設備の長所は、熱と湿度を室内に戻すことにより省エネで快適な換気が実現されるところです。

コロナ過の現在に限らず、エアコンによって調整された室内の温度・湿度を維持しつつ、新鮮な空気を取り入れるといった夢のような機器なのです。

画像引用： ダイキン工業株式会社　ホームページ

ちなみに私の席は、冬場でもそれほど寒くなく設置後は、上着を羽織らずに仕事が出来ています。

機器の設置前には換気をしているドアの脇に席がある社員は、いつも寒そうにしていて気の毒でしたが、機器の設置後は外気が直接入ってこないため、寒さは大分違うようです。

またエアコンの設定温度も設置後は、設置前より3～4度ほど下げているほど明らかに違っております。

決して安い商品ではありませんが、快適になるいい商品です。

換気扇の外側には2つの穴が開いています。

左が排気、右が吸気という風に事務所の天井の吹き出し口から冷たくない新鮮な空気が吹き込んできております。

今回は事務所への設置でしたが、住宅用の機器もラインアップされておりますので、ご興味のある方は是非ご相談ください。

熱交換系　換気設備

Q-hiファンの事例について

知名度的には、ロスナイと言った方がご存じの方が多いでしょうか？（ロスナイは三菱の商標です）

今回は、パナソニックの「 Q-hiファン 」を取付させていただきました。

＜　パナソニックQ-hiファンの詳細　＞

https://sumai.panasonic.jp/air/kanki/qhi/

Q-hiファンはその名の通り、給（Q）気と排（hi）気のファンという意味です。

※１台で２４時間 常時換気が可能

換気回数は 0.5/h（１時間に0.5回）で設定されています。（機種によって異なる）

厚労省の 2/h（１時間に２回）には届きませんが、寝ているときも常に換気できることが利点です。

また熱交換タイプがあり、換気で排出する熱エネルギーを約70％回収し、換気による寒さやエアコンの負荷を軽減できます。

また今回設置して気がつきましたが、とにかく静か！

近くにあった空気清浄機の音の方が大きく、空気清浄機を消さないと回っているのか分からないくらいでした。

＜　実際取付した写真　＞

すっきりとした印象で、下手に白すぎず今までお使いの壁紙にもマッチしていました！

＜　スイッチ　＞

換気：　ON／OFF

常時換気：　強／弱

換気切替：　常時換気／急速換気

の設定が可能です。

電源が必要でしたり、排気用の穴あけをしないといけないので、取り付けをご検討の方は現場調査からとなります！

お気軽にご相談ください。

文：　有泉・河内