「 打設(だせつ) 」とは(住宅建築 用語解説)
打設とは、「だせつ」と呼び、生コンクリートを型枠に流し込む作業のことを指します。
なお、上記だけではなく地面に杭を打ち込む作業にも打設という言葉を使用する場合があります。
なぜ、生コンクリートを型枠に流し込むことを「打設」と呼ぶのかについてですが、所説あるようで、一番有力なものは「コンクリートを型枠に流し込む際にハンマーで叩いていた」ことが由来のようです。
現在では、生コンクリートを型枠に流し込む際に、生コンクリートが型枠の隅々まで行き渡るようにバイブレータという振動機をコンクリートに突っ込み生コンクリートの流動性を高めています。
昔は、バイブレータのような機器が無かったため、ハンマー等で叩いて流し込んでいたようです。
なお、現在でも型枠自体ハンマーで叩く場合もありますが、型枠振動機というものに替わりつつあります。
生コンクリートとは
先ほどの説明から、「コンクリート」ではなく「生コンクリート」という説明をしてきましたが、「生コンクリート」とは、現場では「生コン」と呼ばれ固まる前のコンクリートを指します。
なお、「生コン」の正式名称は「レディーミクストコンクリート」です。
生コンはドロドロとしており、適度な流動性と粘性をあわせもっています。JIS基準で種類や品質基準・検査方法だけでなく、原材料の貯蔵・製造・運搬の全般にわたり、方法や手順が細かく規定されています。
建築工事で使用される生コンと道路や橋等の土木建築物で使用される生コンは全く異なり、建築工事で使用される生コンの方が流動性が高く、土木工事で使用される生コンは粘性度が高いのが特徴です。
理由は、建築工事では鉄筋の量が多く、その中に生コンを入れるため、流動性を高くしなければ隅々まで打設できないことがあります。
■建築工事での鉄筋







