「 下地工事 」とは(住宅建築 用語解説)
こんにちは! 東京営業所の鈴木ナオミです。
今回は、家をリフォームする際によく登場する用語である『 下地工事 』について説明します。
リフォーム工事の際
「 壁に新しくカウンターや収納棚・手すり・キッチンを取り付けるときに下地がない壁の場合、下地工事が必要です 」
と、言われたことはございませんか?
下地が無い壁にカウンターや収納を取り付けてしまうと、ぐらつきや将来的にぽろっと取れ落ちてしまう等の支障が出てきます。
そんな際に「 下地工事 」が必要になってきます。
下地がない壁というのは、石膏ボードで仕上がっている壁のことを示します。
このような壁に手すりや重量物を載せるカウンター等は、取り付けができません。
それは荷重をかけたときに壁が耐えられないからです。
強い壁にするためには、補強が必要でこの施工を下地工事と呼んでいます。
下地は、主に12mm合板を使用します。
先日工事を行わせていただいた現場を例に挙げさせていただきます。
この壁に新しく、収納カウンターを取り付けたいとのご要望がありました。
そこで、お客さまにヒアリングさせていただく中で、このような可動する棚のイメージを共有し、南海プライウッドの可動棚を選定させていただきました。
取り付けしたい位置に下地(12mm合板)を忍びこませます。
次にクロスを張り替えます。
ここに可動棚を取り付けます。
これで重いものを乗せても安心です!
(商品・状況によって最大耐荷重が異なってきます)
可動棚のカラーも豊富にあるので、お好みの空間に仕上げることが可能です。
以上、下地工事は「 壁を補強する工事 」とご認識いただければと思います。