TOTO ネオレスト「ウォシュレット」の故障?交換?
ご存知でしたか?
TOTO ネオレストでは、現在お使いの便器はそのままに「新しいウォシュレット」への交換も可能です。
ネオレストを含む、ウォシュレット一体形便器と呼ばれる便器をご使用いただいている方は必見です。
※ウォシュレット一体形便器とは、ウォシュレットと便器・タンクが一体(セット)となっている便器です。
< セット品番:CES982系・CES983系 >
トイレの故障で最も多いのは、ウォシュレットです。
ウォシュレット一体形便器は、これまで約5~15年経過してウォシュレットやタンクなどが故障した場合、新しく便器ごと交換する必要があり「 設置してから約10年。購入当時30万以上の費用で購入したのに故障により、またトイレを一式交換しなければいけないの?」といったご不満の声をよく耳にします。
< 漏水の様子 >
現在ご使用されている機種にもよりますが、今の便器はそのままにウォシュレットのみ(ウォシュレット機能部と呼びます)の交換も可能です。そのためウォシュレット部分を新しく交換できれば、全体を取り替えるよりも安い費用でさらに長く使用頂けるという事です。
●ウォシュレット機能部 交換工事金額: 商品代+工事費含め 19万円(税抜)~
便器部に起因した故障が発生した場合、便器一式交換となります。
ウォシュレット 一体形便器の例
■ ウォシュレット 一体形便器
(セット品番:CES982系・CES983系 / 発売時期:2005年8月~2010年3月)
< 画像引用: TOTO株式会社 ホームページ >
■ Zシリーズ(発売時期:2006年11月~2010年9月発売)
< 画像引用: TOTO株式会社 ホームページ >
TOTOが公表しているメンテナンススケジュールによると、ネオレスト「RH・AH等」の場合、10~15年までに関しては、ウォシュレット本体(機能部)のお取替え、15~20年まで関しては、器具一式(便器+ウォシュレット本体)のお取替えを推奨しています。
※ネオレスト「 SDシリーズ 」に対応する取替機能部は、廃版です。
なお10年以内は、内部部品での修理・交換を推奨していますが、
■ ウォシュレット 取替イメージ
□ ウォシュレットのリモコン
< 画像引用: TOTO株式会社 ホームページ >
■ ウォシュレット機能部 交換後イメージ
メリット多い 最新式ネオレスト
上記コラムでご紹介しましたように「ウォシュレット一体形便器」は、ウォシュレット機能部の交換ができる場合もありますが、ウォシュレットが故障した場合、便器部の劣化も進んでいることが考えれるため器具一式(便器+ウォシュレット本体)のお取替えを推奨しています。
また、器具一式を交換されると下記紹介の通り、汚れることが少なくなりますので掃除の回数が減ったり、汚れても簡単に掃除することができますので、QOL(生活の質)が上がることにもつながります。
便器きれい
使用前に「きれい除菌水」のミストを自動でふきかけて、見えない汚れを分解、気になる黒ずみの原因となる「菌」を除菌。汚れをつきにくくします。(NX・LS・AS・RS3タイプのみ)
< 画像引用: TOTO株式会社 ホームページ >
セフィオンテクト便器
約1200℃で焼き上げた、ナノレベルになめらかな陶器表面だから、汚れがツルっと落ちてずっときれいをたもちます。
< 画像引用: TOTO株式会社 ホームページ >
ウォシュレットを使うたびにノズルの内側も外側も自動で、しっかり「 洗浄・除菌 」します。
そのためノズルのキレイが長持ちします。
< 画像引用: TOTO株式会社 ホームページ >
はっ水性のあるクリーン樹脂が汚れをはじくので、ひとふきでお手入れできます。
便座の内側にも外側にもつぎ目がないため、お掃除がラクになりました。
< 画像引用: TOTO株式会社 ホームページ >
トイレのイヤなニオイを自動で捕集し脱臭し、汚れたにおいきれいカートリッジは「きれい除菌水」で洗浄・除菌されます。(NX・LS2・AS2タイプのみ)
< 画像引用: TOTO株式会社 ホームページ >
リフォーム例
■一体形便器(Zシリーズ)から「ネオレストLS」へのリフォーム
< リフォーム後 >
■一体形便器(セット品番:CES982系・CES983系)から「ネオレストRH」へのリフォーム
< リフォーム後 >
トイレ リフォーム価格帯
当社にトイレのリフォームを依頼すると実際にどれくらいの費用がかかるのか、費用感を「 東京エリア(緑)」と「 北九州・滋賀エリア(青)」に分けてグラフにまとめました。
《 横軸 》リフォーム費用(万円) ・ 《 縦軸 》件数割合(%)
※集計期間: 2022年1月~2023年9月
※設備機器のみの交換・取替えリフォームは除きます。(壁紙や床等の貼替えを含むリフォーム費用)
※お客さまのご自宅の条件、お選びになる仕様、製品によって費用は異なります。
< 参考情報 >
2023年12月現在において
ネオレスト等(タンクレス)の商品代: 希望小売価格 約34~55万円(税込)
ピュアレスト等(タンク付)の商品代: 希望小売価格 約29~37万円(税込)
床や壁紙の張替え等の費用を含めて、タンク付のピュアレスト等の場合 30~50万円位が多く、タンクレスのネオレスト等の場合、手洗い器の交換費用も含め 40~80万円位が多い結果となりました。
また、戸建てにおいて「下水道への接続」や「大幅な間取り変更」等を行った場合や「プレミアムシリーズ」のカウンター・キャビネットを設置した場合は、100万円を超えるリフォームとなりました。
文: 東京営業所 山中