戸建て住宅トイレの「 下水道への接続 」工事過程
こんにちは! 北九州営業所 営業の田中です。
今回は、戸建て住宅の下水道への接続工事の事例を紹介します。
まだ下水道に接続していない家の場合、下水道につなぐことで便槽の汲み取りや、浄化槽のメンテナンスを行わなくてよくなります。
さらに、住宅が浄化槽でない場合は非水洗・簡易水洗便器から水洗便器を使用することができるようになります。
便槽や浄化槽がなくなる分、外部の臭いが気にならなくなります。また、トイレだけでなく、他の生活排水も下水道に流れるようになりますので、環境に優しい工事でもあります。
今回は、今まで汲み取り式だった住宅において、下水道工事を施工しました。
(家の中から出る全ての排水が下水道に流れるように配管を敷設)
こちらのお客さまは、当社と長くお付き合いいただいており、私自身も3年ほど前から担当をさせていただいているのですが、その頃から下水道工事をやりたいというお気持ちを伺っておりました。
しかし、当時は地域の下水道工事が進んでおらず、お客さまの家はまだ下水道に接続できない状態でした。
それが最近やっと工事ができる状態になりましたので、できる限りお待たせすることのないよう、最短で工事開始できる日に間に合うよう申請も行い工事を行いました。
今回のお客さまの家では、毎月2回ほど便槽の汲み取りが必要でした。
トイレの排水以外は、雨水と一緒に側溝などに流れていくようになっています。
公共汚水桝(ます)
リフォーム前のトイレ(今回は、簡易水洗から水洗への取り替えです)
コンクリートの下に配管を通すため一度解体して、配管を敷設するために土を掘っていきます。
最終的に解体したコンクリートは、もとのようになります。
家の中から出る排水は、全てこの配管(写真中央を縦に通っている管)を通って下水道に流れていくようになります。
配管を敷設し終わったら、コンクリートをもとのように埋めていき完了です。
トイレはTOTOピュアレストQR+アプリコットを設置いたしました。
お掃除もしやすく、清潔に使うことができると、お喜びいただいております。
こちらの工事費用は、70万円(税込)となっております。
下水道への接続距離や設置する便器等によっても費用が大きく変動しますので、参考費用としてとらえていただければと思います。