滋賀チームの「理想のリモデルプラン発表会」
当社の取り組みのひとつに「お客さまがワクワクする理想のリモデルプラン」の発表会というものがあります。
これは企画の部署がお題を作り、営業関係者がプランニングして社員全員に発表する実例コンテストです。
昨年度はチーム制で行われ、滋賀営業所のメンバーは滋賀チームとして参加しました。
昨年度はお客さま役を設定し、そのお客さま役と打合せ、その後リフォームプランを作成していきました。
まずはオンライン(zoom)でお客さまとの打ち合わせを岡山と大西で行い、次のようなご要望があることをお聞きしました。
滋賀チームではこの2点について、特にこだわってプランをおこないました。
まず、ネコを飼うにあたって、リフォームで考えておいた方が良い事があるか、いろいろと調べてみました。そこで、結構困るのが猫砂(猫のトイレ)の置き場という事が分かりました。
・ニオイ対策
・ネコは静かな落ち着いた所での排泄を好む
所内で唯一ネコを飼っている所長に『どこに猫砂を置いているのか』聞いたところ、
「キッチンに隣接してあるパントリー内に設置。パントリーには勝手口があり、排泄物はすぐに外のゴミ箱に捨てている」との事。とても便利とのことでしたので、その案を採用し、ネコ砂の置き場は解決しました。
ほかにも、ネコを飼うにあたって気を付けるべきこととして、
・ネコの通り道を作ってあげる
・危ないので行き止まりは作ってはいけない
などがあり、ネコを飼うというお客さまの気持ちにとことん寄り添うことで、いろいろなことが知ることができ楽しかったです。
一方、和モダンというキーワードは難しく、普段の業務で古民家改修に携わることもある滋賀営業所としては、似非(えせ)和モダンには絶対にしたくないという気持ちがありました。
でも、設定された既存の住居は、伝統的古民家ではないので、大きな梁や柱を活かして…とは出来ません。
そこでみんなで考え、次のような案が出ました。
①リビングの床を上げて畳を敷く(案:大西)
②窓にカーテンではなく内障子を付ける(案:谷口)
③壁を塗り壁にする
④天井に無垢材を張る
その中から①②案を取り入れることで、自然な感じの和モダンになりました。
③④の案は予算を考慮して断念し、これらのことを踏まえて、設計・見積を行いました。(担当:植村)
ご提案プラン
3Dイメージ画像
発表担当は谷口でした。発表の流れについては岡山と相談し、まずお客様の困りごと、希望を再掲し、提案していく方向で決まりました。
そうすることで一方的な提案でなく、お客さまと一緒に考え、ワクワクを感じてもらいやすいのではと考えました。
ご提案の最後に改修のポイントを再度伝えることで発表の締りも良くなりました。
普段全員で一緒にプランを考えていくこと事はあまりないので、「他の人はこのようなプランを考えるのか」と他の視点での考え方を知ることが出来たので、今後の営業活動に活かしていくことが出来そうです。
また、「同じペルソナのお客さまからこんなにも違うプランがうまれるのか」とワクワクしながら、他の拠点の発表を見るのも楽しかったです。