【世田谷・北九州・滋賀のリフォーム情報】
「 庇(ひさし)後付け 」木造住宅(アルフィン製)
和室を室内ガレージにするリフォームを行いました。
その際、和室に出窓があった場所から出入りがしたいとお客さまから要望があり、玄関ドアを設置することにしました。
出窓用に元々付いていた軒のままでは、お客さまが新たに設置した玄関ドアを開けたとき、ドアの内側が濡れることを気にされていたため、玄関の上に庇(ひさし)を新設した工事過程をご紹介します。
現状では下屋の雨どいがあるのと、設置面の高さがたりないため、庇設置用のスペースがなく、庇を設置できません。
そのため、既存屋根の一部を加工して下地を補強し、アルミの庇を設置することにしました。
こちらが庇を設置する前の画像です。
庇を設置する際に必要な下地を造作するため、軒樋(のきどい)を取り外し、軒天井の一部を解体します。
軒樋と軒天井の一部を解体した後です。
庇を設置するための下地を造作します。
庇の下地はメーカーの資料(参考下地図面)に記載されている、高さ150mm × 奥行100mm以上の下地を造作します。
下地の芯材に100mm角の柱材を入れました。
次に下地の上に、漏水による腐食を防ぐ為の防水紙を貼り付けます。
その上にラスカットという材料を張り付けます。
これは塗装下地となるモルタル(砂・セメント・水を混ぜた物)を左官塗りする為の下地材です。
張り付けたラスカットが接する部分には、防水シール材を注入します。
次にラスカットの上にモルタルを左官塗りします。
左官塗りしたモルタルを十分に乾燥させた後、周囲の外壁と同じ模様にするために、塗料を玉吹きという工法で専用の工具により吹き付けて模様を作ります。
模様となる吹き付け塗料が乾いたら、既存の周囲の外壁の色に合わせて塗装を重ね塗りします。
上塗り塗装を十分に乾燥させ、庇を設置します。
近接のカーポート屋根に接しないよう、庇を採寸し設置しております。
庇設置完了です。
■庇仕様:アルフィン製 AD2-2G 特注サイズ
汚れや傷がないかを確認し完成です。
玄関や勝手口・ベランダなどに庇の設置をお考え場合、下地補強を行うことで設置可能になることがあります。
ただし、庇の大きさや形状によっては、法令*¹により建築面積に含まれる場合があります。
*1 軒や庇等は先端に支柱等が無く、建物から1m以内突き出しているものは建築面積に含まれない。 先端に支柱等がある場合は、囲まれた内側が建築面積に含まれる。
文: 浜田







