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RC造 浴室リフォーム「 内窓 」設置で断熱性アップ!
本コラムでは、鉄筋コンクリート造(RC造)の戸建て住宅で、冬場寒いタイル張りの在来浴室から、ユニットバスへリフォームした工事工程をご紹介します。
こちらの浴室には、大きな窓(約160×160cm)がついておりましたが、鉄筋コンクリート造のため、窓枠ごと窓交換をするとコストや工期がかかることもあり「 内窓 」を設置することでこの問題を解決しました。そのため、普段とは異なる浴室リフォームとなりました。
※戸建て用シンラ場合、システムバスと呼びますが、本コラムでは一般的な名称であるユニットバスと記載しています。
こちらがリフォーム前のタイル張りの浴室です。
■左)既存浴槽 右)既存浴室
もともとあるこの窓を最大限いかして断熱性能を上げ、新たにユニットバスを施工(設置)します。
■既存浴室の窓
まずは既存のタイル張り浴室を解体し、撤去します。
ユニットバスは、規格寸法が決まっており、現在の浴室と同じスペースの浴室を設置することができないため、新しいユニットバスは一回り小さくなります。
今回のお宅は、前後左右のスペースに余裕があったので、左右のタイルの壁は解体せずに次の工程へ進めることができました。
ユニットバスが小さくなった分、洗面室を浴室側に広げることが可能でしたので、洗面室と浴室の間を仕切る壁も解体しました。
コンクリートの解体と、解体で発生した廃材の搬出に要した日数は3日間でした。
次にユニットバス設置に必要な給水・給湯・排水管を、指定箇所に配管します。
ユニットバスの組立て前に、内窓を設置するための木軸を窓の周辺に造作します。
断熱を最優先すれば、小さな内窓を設置した方がいいのですが、できる限りもとの大きな窓をいかした内窓を取り付けたいとのお客さまからのご要望でしたので、最大サイズの内窓が設置できる木軸を造作しました。
ユニットバス浴槽側の壁パネルに開口する場合、壁パネルに設置する手すりやリモコンの種類によって、浴槽の上端からそれぞれ必要なスペースの決まりがあります。
今回のリモコンの場合、上記画像の通り浴槽の上端から265mm以上のスペースを設ける必要がありました。
そのため内窓のサイズは上下に多少小さくなりますが、木軸の開口を既存の窓より約17cm上げて造作しました。木軸の厚みは新規に取り付ける内窓の厚み以上必要なので約13cmにしております。
既存サッシと接する部分(取合い)のベニヤ板には、「タイプ1耐水合板」を使用しました。このベニヤ板は耐水性が高く湿気による劣化が少ないため、浴室や洗面所等の水まわりで使用します。(配管から木軸造作までの工事日数:3日間)
木軸を造作した後、ユニットバスを組み立てます。
■組み立て中
ユニットバス: TOTO製 シンラ 1620サイズ
造作した木軸にフリーサイズ窓枠を取り付けます。
外側の既存サッシ側に耐水ベニヤを張った面には、メラミン化粧板(セラール/アイカ工業)を張ります。
フリーサイズ窓枠との取り合い箇所には、L型アングルを取り付けて端末処理をしました。(ユニットバス組立の工事日数:3日間)
■ユニットバス組立後の窓
内窓設置の枠とユニットバスの組み立てが完了しました。
新規に取り付けた窓枠に内窓の取り付けをします。
■内窓設置後
内窓仕様「 YKK製 プラマードU(浴室仕様)W1,400×H1,200硝子 複層ガラス 」
在来浴室からユニットバスにしたことで断熱性能が上がります。また、複層ガラスの内窓を設置したことにより窓の冷たい空気を防ぐことができます。(内窓設置の工事日数:1日間)
ユニットバス内の養生を剥がし、クリーニングをして完成です。
完成までの工事日数は、約10日間となりました。
ユニットバスと一緒に内窓を取り付けることにより、大きい窓をいかしながら、寒い冬でも安心してバスタイムを楽しめる浴室になりました。
浴室のリフォームをお考えの方は、さまざまな施工方法がございますので、ぜひ一度ご相談下さい。
文: 浜田








