【世田谷・北九州・滋賀のリフォーム情報】
古民家の梁を活かしたLDKと大きなお風呂
本コラムでは、築141年の古民家をリノベーションした工事の様子をご紹介します。
今回のリフォームは、息子さまが住むことになったのをきっかけに「 歴史ある建物の魅力を生かしながら、息子の理想に合わせた快適で過ごしやすい空間にしたい 」とご依頼いただきました。
なお今回のリフォーム工事では、大工さんをお客さまが直接手配されており、当社はプランニングと水まわり設備の器具取付施工を行いました。
工事前
■LDK
もともとダイニングキッチンの部屋と洋室の間には土間があり、行き来が不便な状態でしたので、土間をなくして居住スペースを拡大、使われていなかった洋室部分は新たに「浴室・洗面脱衣場」と「トイレ」を設置するプランをご提案しました。
■洋室部分
■図面
工事中
■LDK解体の様子
■洋室解体の様子
浴室・トイレ新設のため、設備工事の仕込み作業を行います。
大工さんによる下地作業を行います。
所々に存在感のある梁が見えています。
水道工事・電気工事が終わると、床や壁を仕上げていきます。
完成
■LDK
土間部分をなくして居室と廊下にしたことにより、広々とした空間を確保しました。
歴史ある立派な梁をそのまま見せる「梁あらわし」で、伝統的な美しさを活かしたモダンな空間に仕上げました。
黒い梁は、塗装した訳ではなく以前、竈(かまど)や囲炉裏があり、その煤(すす)により黒く染められもので、築140年の歴史の賜物といえるものです。
キッチン部分は、レンジフードが柱と壁の間にぴったり収まるよう大工さんと相談し、下地の調整などを行い、使いやすく快適で、見た目にも美しいキッチン空間が生まれました。
■トイレ
洋室だった場所に新設したトイレにはネオレストを採用しました。
■浴室・脱衣所
浴室は、ゆったりと入れる浴槽をご希望されており、結果的にTOTOシステムバス最大の大きさ1624(1.6m×2.4m)を採用することになりました。
黒を基調とした室内はシンプルでありながらも高級感があり、ワイド浴槽の存在感が際立つ広々としたリラックス空間に仕上がりました。
なかなか一般のお家ではこの大きさを入れることができませんが、洋室を壊して新設しているので問題なく設置できました。
気持ちよく使用されているとお聞きし、私もとても嬉しいです。
今回のリフォームで、部屋間のアクセスをスムーズに、日常生活の動線が大幅に改善することができ、生活の快適性が向上しました。
また歴史ある古民家のリフォームは替えがきかないものが多くプレッシャーを感じる場面もありましたが、お施主様と工事前・工事中も打ち合わせやご要望を確認することで喜んでもらえるリフォームができたと思います。
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文: 谷口







