洗面室(洗面所)リフォームの流れ・工事過程
こんにちは! 東京営業所です。
今回は、洗面化粧台リフォーム工事の流れについて、3件の実例をご紹介させていただきます。
プランナー松本の実例
紹介させて頂く洗面化粧台の交換は、間口が1200mm程の比較的大きめの化粧台になります。(商品は、TOTOオクターブです)
工事内容は洗面化粧台交換、内装貼替えとなります。
まずは、元々設置されていた洗面化粧台を撤去いたします。
今回のプランは、洗面化粧台の鏡が収納付の三面鏡になります。
ですので化粧台の背面の壁は、収納鏡を固定するための補強下地が必要になります。
また、交換する化粧台は収納鏡と照明がセットで付いているため、元々のダウンライトは撤去して、天井補修をいたします。(ダウンライトを残すこともできます)
洗面化粧台の背面壁を合板に貼り換えました。
これで、収納付の化粧鏡がしっかり固定できます。
また、元々ダウンライトのあった穴は、ボードで補修して埋まっております。(状況によっては、電気工事も必要です)
下地工事が終わりましたら、内装工事です。
天井・壁はクロス貼替、床はクッションフロアー・ソフト巾木を貼替えました。
最後に、新品の洗面化粧台を設置して完了です。
今回は間口が1200mm程ありましたので、2人作業での施工となりました。
※洗面化粧台の大きさが750㎜以上、または、重さや大きさが1人では運べない状況となりますと、作業員2人は必要になります。(状況によります)
プランナー河内の実例
お客様のイメージは、派手感はなく落ち着いた雰囲気で「シンプル&モダン」をご希望とのこと。
洗面化粧台はTOTOのエスクアという商品にお決めでした。
アクセントにタイルをご提案させていただきました。
お客様のご要望のイメージを意識して、タイルのサンプルを10種類ほど取寄せてその中から一緒に選ばせていただきました。
工事前の洗面化粧台と比べるとがらりと雰囲気が変わりました。
可愛さがあった洗面所が落ち着いた雰囲気に仕上がったと思います。
今回の工事では、洗面所の壁紙(クロス)選びに時間をかけました。
写真では塗っているように見えますが、塗り壁にするとお掃除が大変なので、お掃除がしやすくナチュラルで洗面台に合った石塗風のクロスを選びました。
アクセントタイルとうまく調和して素敵な仕上がりになりました。
プランナー鹿毛の実例
洗濯機用の排水管が邪魔になり、棚などが置けない状況でした。
給水管・給湯管・排水管を仕様書通りの位置に移設します。
既存のドア枠やサッシ枠も塗装し、洗濯機パンを新しく設置することで邪魔だった排水管も無くなりすっきりしました。
幅の広い『オクターブ』もご検討されていましたが、飼われている猫のシャンプーなどで人工大理石のボールに細かい傷が入る可能性があるので、陶器ボールの『サクア』を採用しました。
洗濯機の排水部分はスッキリとおさまり、洗面台も新しくなったので、清潔感のある明るい洗面室になりました。
洗面室 リフォーム価格帯
当社に洗面室のリフォームを依頼すると実際にどれくらいの費用がかかるのか、費用感をグラフにまとめました。
《 横軸 》リフォーム費用(万円) ・ 《 縦軸 》件数割合(%)
※集計期間: 2022年1月~2023年9月
※設備機器のみの交換・取替えリフォームは除きます。(壁紙や床等の貼替えを含むリフォーム費用)
※お客さまのご自宅の条件、お選びになる仕様、製品によって費用は異なります。
< 参考情報 >
2023年12月現在において
オクターブの商品代: 希望小売価格 約36万円(税込)~
サクアの商品代: 希望小売価格 約19万円(税込)~
エスクアの商品代: 希望小売価格 約38万円(税込)~
北九州・滋賀営業所エリアでは、オクターブの採用率が高く31~50万円の価格帯が多くなり、東京営業所ではエスクアを採用され、「鏡と洗面台の天板」の間に造作タイルを施工したり、壁面収納を設置することが多いことから71~100万円が多い結果となりました。
文: 松本・河内・鹿毛