
No.1914
やさしい光につつまれた家
~ リノベーションから始まる新しい生活 ~
物件DATA
- 建物種別:戸建て
- エ リ ア :滋賀県草津市
- 施工期間:4ヶ月
- 居 住 者 :夫婦
- 費 用:2,000万円
- 築 年 数 :47年
- リフォーム箇所:キッチン、リビング・ダイニング、洗面、浴室、トイレ、階段、廊下、玄関、外壁
家づくりのきっかけ・要望
結婚を機に実家の離れを改装してお住まいになられるとのことでご相談いただきました。 店舗の工事に関わっておられるので、材質やデザインなどの内装には特にこだわりを持ってリフォームしたいとのご要望でした。

プランのポイント
お客様も建築関係者なので、こちらから提案するというよりも一緒に考えながら創り上げました。
お客様のこだわりを全面的に優先し、建築構造上譲れない部分はしっかりとご納得していただけるまでお話しさせていただきました。
また、間接照明が多いので、空間の中でどこに間接照明を入れれば効果的かを考えて計画をしました。
広々としたリビングに開放感のある大きな窓を設置しました。
窓際の調光可能な光床とキッチンカウンター下の間接照明をアクセントにしつつ、テレビ上部、梁上の間接照明が壁面を反射しLDK全体をやわらかい光で包み込んでくれています。
梁は通常カビや汚れが付着しているため黒やこげ茶に塗装しますが、今回はあえてクリア塗装としました。
築47年の風合いをそのまま活かした梁の存在感が、空間に重厚感と安らぎを与えてくれています。
キッチンカウンター下には名栗(なぐり)加工した床材をアクセントとして使用しました。
間接照明が壁面の凹凸を照らし、陰影が豊かな表情を見せてくれています。
奥様こだわりの可愛らしい内観。冬の寒さ対策に暖房換気扇を採用しました。
窓は縁の小さいFIX窓でスタイリッシュに。便器の背面にエコカラットを貼り、間接照明を設置しました。手洗いと鏡はデザイン性の高いサンワカンパニーより採用。
玄関部分は増築。玄関収納下部の間接照明があたたかい雰囲気を演出してくれています。リビングへの扉は格子扉で和モダンテイストに。ガラス部分は透明にすることでリビングに入る前から中が見えるようにしました。
階段手摺は大工さんの造作。間接照明が足元をやさしく照らしてくれます。上部にも間接照明を設置。
想い通りの空間になり、特に間接照明にはお客様にとても喜んでいただきました。
工事内容
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離れ 全面リフォーム工事