レンジフードの「梁」加工リフォーム
築25年RC造(鉄筋コンクリート造)にお住いのお客さまで、今回は3階のキッチンエリアのリフォーム工事のご依頼をいただきました。
※4階建RC造: 1階 駐車場+倉庫 ・ 2階 事務所 ・ 3~4階 住居
RC造の為、壁面と天井に梁があり換気扇設置部分が換気扇と同じ形になる様に、壁を造作されていたため、壁の凹凸が気になる状態で換気扇が取り付けられていました。
当初よりそのようになっていたためお客さまとしては、それが当たり前として長年使用されていました。
キッチンパネルを貼ってはいるものの、凹凸が多数あるためお掃除が大変とおっしゃっておられました。
今回のご希望は、「キッチン設備の交換」と「壁面の凹凸を少なくし、すっきりさせたい」とのことでしたので、設置予定の換気扇の構造を把握し、現状の梁を詳細に採寸し施工することで、工事後はすっきりした換気扇まわりにできると判断しました。
まずは、コンロ側の設備を撤去していきます。
換気扇部分、アイランド部分の設備も撤去し、あらわになった梁に新しい排気ダクトを取り付けます。
新たに換気扇を取り付ける際、法令で定められている推奨設置寸法を確保しなければなりません。適切な位置へ設置するとともに梁が目立たない様に換気扇の横板を梁の形状に合わせて加工(カット)し、すっきりさせることができました。
壁の凹凸が減り、スッキリとした見た目になりました。
お掃除の手間も軽減できるようになるでしょう。
さまざまな制約を順守することは安全に機器を使用することに繋がり、結果として安心して暮らせるようになります。