既存の「トイレ&洗面台」を再利用したリフォーム
こんにちは! 滋賀営業所 伊藤です。
今回のお客様は2012年に和室の押入をお母様専用のトイレと洗面台にリモデルしていただきました。
本コラムでは「既存の洗面台」を活かしつつ、「和室2間と押し入れ」のスペースを居間・寝室・シャワールームへリフォームした事例の工事過程をご紹介します。
【 前回のリフォーム 】
また今回リフォームの依頼をいただいた経緯は、お母さまがお亡くなりになり、お客さま夫婦の将来を見こした住宅空間にしたいとのことでした。
まずはしっかりと養生を行います。
廊下は既存のまま使用するため、廊下が傷やホコリなどで汚れないようにしていきます。
養生後、解体していきます。
解体時に出た廃材は、外に搬出した後きちんと整理しておきます。
木とボード・金属・陶磁器などに仕分けし、仮置きします。混在させて置いておくと回収時に混載となるので産業廃棄物処理の費用も上がります。出来る限り仕分けすることで費用を抑えることができます。
解体後、土台や基礎・下地を整えていきます。
天井は、もともと断熱材がなかったのですが、断熱効果を高めるために天井下地を取付け後、断熱材を敷き詰めていきます。
シャワールームを設置するため配管を設置し、コンクリートを流し込んでいきます。
壁面の下地を施工後、プラスターボードを貼っていきます。 これまで勝手口として使っていたドアは撤去します。
クロス(壁紙)を貼る前に梁を塗装します。
壁・天井のクロスを貼り終えたら、工事の際についた「ホコリや塵・接着剤・吹き付け汚れ・モルタル汚れ・無垢材の養生等による日焼け痕」などの汚れを取り除く美装を行います。
窓の取替えに関しては、「こどもみらい住宅支援事業」の補助金も活用しました。
なおこちらのお客さまは、2020年に離れの小屋を大規模改修(水まわり工事含む)していただいており、今回の工事にも前回工事を担当した職人が多数いるため、和気あいあいとした雰囲気で工事が進みました。
リフォーム中、ご依頼範囲以外のちょっとしたお願いごとにも柔軟に対応させていただき、お客さまも大変喜んでおられました。