洗面台「 アクセントタイル 」おしゃれな施工例
こんにちは! 東京営業所の木村です。
今回は、洗面化粧台の「 ミラー 」と「 カウンター 」の間にアクセントタイルを入れた工事過程をご紹介します。
空間にアクセントとしてタイルを入れることがあります。お客さまから要望のときもありますし、お客さまの悩みやイメージを伺いこちらから提案することもあります。
今回は、シンプルなタイルをベースに別のタイルをアクセント貼りするデザインに決定しました。
事前に「タイル割」という仕上がりを想定してタイルの配置を割り付けた図面を作成します。
■タイル割の図面
工事当日は、このタイル割をもとにタイルを貼っていきます。タイル割を見ているとどんな仕上がりになるのか楽しみですね。
早速、タイルが届いたので事前準備を・・・
こちらが今回、アクセントとして使用するタイルです。アップでご覧ください。
名古屋モザイク「パヴェモザイク」・・・大理石やガラス、磁器などが混ざり合ったかわいいタイルです。
事前準備
当日の作業がスムーズにいくように凹凸模様があるタイルにマスキングテープを貼ります。
何のための作業だと思いますか?
■タイルにマスキングテープを貼る作業中
これは目地入れをする際、タイルの模様に目地がつまらないようにするためです。
実は、けっこう地道な作業・・・。
工事当日
事前に準備をしたタイルとメインのタイルを持参して現場に向かいます。
タイル屋さん(下山タイルさん)とタイル割を確認しながら事前打ち合わせを行います。
■タイル屋さんと打合せ
■ミニタイルの配置を確認
今回はアクセントタイルの目地巾がメインのタイルの巾と合わないため一つ一つ取り外しました。
大理石やガラス・石などが混じったミニタイルを、バランスをみながら組合せを考えていきます。
ブルーのタイルは、マスキングテープを事前に貼ったタイルです。
タイルを一つ一つはがすのは力仕事です!
準備が整ったらいよいよ工事開始!!まずはメインのタイルを貼っていきます。
1.洗面化粧台の周りに養生を行い、
2.タイルを貼る部分に接着剤を塗る
3.メインのタイルを貼る ※サイズが合わないところはタイルをカットします
次に、ミニタイルの貼付け位置を確認しながら、対象箇所のメインタイルと接着剤をはがします。
■ミニタイルを貼り付ける準備中
その後、タイル1つずつに接着剤をつけながらミニタイルを貼り付けていきます。職人技が光ります✨
1つずつ手作業でタイルを貼る作業は、手間もかかり大変ですが職人技の見せどころでもあります!
全てのタイルを貼り終えたら、仕上げの工程に進みます。
1.タイルの隙間に目地材入れを行う
2.しばらく置いたのち、タイルの表面に付いた目地材をスポンジで拭き取る
3.しっかり乾くまで待つ
(今回は乾くのに2時間ほど待ちました。現場の気温・湿度によりまちまちです!)
4.乾いたら布で目地をふき取る
続いて、養生を外し、全体の仕上がりをチェックします。
最後に洗面カウンターとの間にコーキング(洗面カウンターとタイルの隙間を埋める作業)を入れて完成です。
アクセントタイルがとてもかわいい洗面化粧台になりました。
こだわりポイント
職人さんは大変だったと思いますが、全体的なバランスも考慮して、常に目に入る水栓の後ろに敢えてミニタイルを入れました。
作業の様子は動画でもご覧いただけます⇩
洗面室 リフォーム価格帯
当社に洗面室のリフォームを依頼すると実際にどれくらいの費用がかかるのか、費用感を「 東京エリア(緑)」と「 北九州・滋賀エリア(青)」に分けてグラフにまとめました。
《 横軸 》リフォーム費用(万円) ・ 《 縦軸 》件数割合(%)
※集計期間: 2022年1月~2023年9月
※設備機器のみの交換・取替えリフォームは除きます。(壁紙や床等の貼替えを含むリフォーム費用)
※お客さまのご自宅の条件、お選びになる仕様、製品によって費用は異なります。
< 参考情報 >
2023年12月現在において
オクターブの商品代: 希望小売価格 約36万円(税込)~
サクアの商品代: 希望小売価格 約19万円(税込)~
エスクアの商品代: 希望小売価格 約38万円(税込)~
北九州・滋賀営業所エリアでは、オクターブの採用率が高く31~50万円の価格帯が多くなり、東京営業所ではエスクアを採用され、「鏡と洗面台の天板」の間に造作タイルを施工したり、壁面収納を設置することが多いことから71~100万円が多い結果となりました。