マンション用ユニットバス「リフォーム」工事過程
こんにちは! 東京営業所です。
マンションのお風呂のリフォームを検討されているお客さまから、『 工事のスケジュールやどんなことをするのか知りたい 』とご要望を受けましたので、浴室リフォーム工事(ユニットバスのリフォーム工事)の流れについて、2つの事例をご紹介します。
当社で施工する際の一般的な流れは、下記のようになります。
※お宅の状況、施工するユニットバスの商品・サイズにより異なります。
工事期間 約4日~
1日目: 養生 ⇒ 現状のユニットバスの解体 ⇒ 廃材処分 ⇒ 水道・電気工事
2日目: 新しいユニットバスの組立て
3日目: ユニットバス扉枠の施工(大工工事)
4日目: 壁・床の内装工事 ⇒ クリーニング・お引き渡し
一般的なユニットバスの例
■ 養生(9時~10時頃)
養生は工事中の通路を傷つけない、汚さないために実施します。
また、弊社では在宅での工事がほとんどですので、お客様が生活しているエリアに粉塵等が極力いかないように養生を行います。
■ 現状のユニットバスの解体(10時頃~12時頃迄)
工事で一番騒音が発生する工程です。出来ればこの時間は外出されることをおすすめします。
解体したユニットバスは外部にまとめて、廃材処理業者に処分場まで運搬してもらいます。
■ 水道・電気工事(13時頃~)
新しいユニットバスの形状に合わせて水・お湯・排水の配管を行います。電気も同様に配線します。
■ 新しいユニットバス組立て(9時~)
※1日目の午後から組み立て始める場合もございます。
組み立て作業は2~3名の専門職人で施工します。
1日で完了するケースがほとんどですが、2日以上かかる場合もございます。
■ 扉枠の設置(9時~14時頃迄)
ユニットバスの扉のサイズや位置が変わるため、扉枠の交換が必須です。
早ければ午前中に完了することもあります。
■ クロス・クッションフロア貼り(9時~)
扉枠同様、扉のサイズ、位置が変わるため、ほとんどのお宅で内装工事が必要になります。
脱衣室全体(床・壁・天井)を行うことが多いですが、壁1面のみ等、施工範囲を最小限に抑えるケースもあります。
■ クリーニング(15時~17時頃迄)
お客様へ引き渡し前のクリーニングを行います。
お引き渡しです!
タイル張りユニットバスの例
こちらは、築30年になるマンションのユニットバスをリフォームします。
浴槽にお湯を貯める定量止水栓が壊れてしまったのをきっかけに今回のリフォームをご依頼されました。
既存はタイル貼りのユニットバスで出入口の段差は15cmもありました。
古いユニットバスの壁下地材には、アスベストを含んだスレート版を使用している場合があります。
※特にタイル貼りのユニットバスにはほぼ使用されています。
発がん性物質のアスベストを含んでいる場合は、飛散防止のために特殊な処理・処分が必要になります。
新しい浴槽『 ゆるリラ浴槽 』は体を4点で支えるので安定してリラックスができると、お客様に大変喜んで頂けました。
将来のことも考え、浴槽の横とシャワーバー兼用の手すりを設置しました。
出入り口の段差は、構造上の関係でバリアフリーにはなりませんでしたが、約4cmにまで下げることができました。
文: 鹿毛・笹沼