【板張り天井】へ!雨漏り「修理・張り替え」リフォーム
こんにちは! 北九州営業所 建築プランナーの米原です。
今回は、雨漏りで天井のリフォームを行った実例をご紹介します。
実は、屋根からの雨漏りがあり、天井が落ちてきました・・・
お住まいのお客さまも天井のパネルが落ちてきたことで、屋根が傷んで、雨が漏れていることに初めて気づき、この度、修理・リフォームの依頼をいただきました。
まず、雨漏りを防ぐために屋根の瓦をめくって、防水シート(ルーフィング)を新しく敷き直して、雨漏れを防ぐ処置を行いました。
次に室内の補修となります。
補修する部屋が2階だったため、玄関から部屋へ移動する場所すべてに養生を行いました。
もちろん階段があるため、一段一段丁寧に「 養生 」を行い資材搬入の際に、床や階段が汚れたり、傷つかないように万全の対策を行いました。
< 玄関 >
< 階段 >
< 2階 対象の部屋 >
次に天井の改修です。
お客さまの家は、純和風で、特に木に強いこだわりがあったため、天井材は、少々高価な「 杉の天然木 」(羽目板)で、施工することになりました。
そのため「ロックウール化粧吸音板」を外し、下地処理を行い杉の羽目板を取り付けていきました。
■ ロックウール化粧吸音板(商品例:ダイロートン)とは
ロックウール化粧吸音板は、製鉄時の副産物であるスラグを繊維状に加工したスラグウールを原材料とする鉱物質繊維板です。
鉱物質であるため燃えにくく、不燃性能を有する軽量な板材として、オフィスビルや学校などの文教施設、また一般住宅の天井材として用いられています。
優れた吸音性を発揮することから、室内の音環境を整える効果があり、特に住宅用天井材については、湿気を吸放出する調湿性を持たせることで空気環境を快適に保つ効果もあります。
こちらが完成した写真です。
最近人気のある「 板張り天井 」は、暖かい雰囲気で「ナチュラルだけどかっこいい」ですね!