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【 物置小屋・古民家 】リフォーム(改築)工事日記

2021.04.23

こんにちは! 滋賀営業所 営業の大西です。

最近小屋が流行っていると書店で見かけました。

別荘や、趣味の空間のための小屋を田舎で建てたりすることでセカンドライフを充実させているのでしょう。

囲炉裏や薪ストーブを使った自分だけの空間があればとてもうらやましいですね。

 

昨年から担当させていただいているお宅で、築65年以上経つ小屋を現在リフォームしております。

約半年の打合せを経てついに着工に至りました。

 

こちらは母屋の隣にある小屋で、田舎ではごく普通の光景ですし、もちろん趣味のために建てられているわけではありません。

リフォームする前は、昔の農機具などで物置小屋になっていました。

 

 

 

 

 

小屋といってもかなり立派な小屋です。

都会の狭小地に立つ家より普通に広いです。

これを全面的にリフォームして、ひとまず「住めるように」ではなく、最新の設備を備え付けて「快適に住めるように」します。

施工する側としてもかなりワクワクしますね。

 

まずは外の鉄骨屋根を解体してスッキリしました。

 

 

 

続いて内部の柱と外周を残して他は全て解体していきます。

 

 

 

 

 

本来は基礎の上の土台に柱が乗っていますが、基礎となる石の上に柱が乗っているだけなので、慎重に土をスキとっていきます。

もし石が動いて柱が落ちたら建物にひずみがでる可能性があるので大変です。

 

仕上がった時に天井が低くならないように床高を地面から低く設計したため、配管スペースが少なく、土間コンクリートを流し込む前に先行して排水管を敷設していきます。

 

 

 

土の上での配管位置決めは少し大変でしたが、土間コンクリートを打設すると埋まってしまうのでもう後戻りはできません。

責任重大です。

 

それぞれ洗面・洗濯、風呂、トイレ、キッチンなど、水が流れるところには全て排水管を先に敷設して立上げていきます。

玄関になる部分と、増築する部分は、新たに基礎の立ち上がりを作ります。

土間コンの前に防湿シートも敷きます。

 

 

    

 

いよいよ土間コンクリートの打設です。

排水管と小屋に引き込んだ給水管は埋まりました。小屋に引き込んだ給水管から、専用のホースで各室へ送ります。

 

 

 

 

土台を基礎に緊結するアンカーボルトも用意しました。

基礎工事と設備配管が出来上がるとこれから大工さんが床組みを一から造作していきます。

 

 

 

 


 
大引き、根太→断熱材敷設→構造用合板(フローリングの下地)に床組を作ります。

 

快適さの第一段階として床暖を敷設します。

 

 

 

パネルの中で温水が循環する「ヒートポンプ式」床暖を採用しています。

初期投資は電気式に比べ割高ですが、ランニングコストは電気式の半分くらいです。

また速く暖かくなるので、弊社でもかなりオススメしています。

 

 

 

    

壁まわりでは、上の写真のように筋交いを入れて補強しました。

バランスよく配置しないと地震の際、負担が偏ってしまうので抜かりなく検討が必要です。

 

<リフォーム前>

 

<リフォーム後>

 

<リフォーム前>

 

<リフォーム後>

 

だいぶ改装した感がでてきました。

よく見ると奥の階段が消えていますが、実は移設しました。

 

 

お施主様が生まれる前からあったという小屋で、なにか残したいという思いもあり、階段をなんと再利用しました。

始めは上の写真の右奥にありました。

移動させたのは新しい間取りのこともありますが、中央にくることでインテリアにもなり、アンティークな感じが空間を際立たせます。

完成したらもっとよくなる予定です。

 

ここで今さらですが、打ち合わせ図面の一部をご紹介します。

 

 

一部といっても、自分が把握する用でほぼこれ一枚に書き込んで管理しています。

人に渡す用ではないということで、かなり字が乱雑になっています。

 

ある大手企業で、「なんでも紙1枚にまとめる」というやり方をしていると前に本で見たことがあり、そこから実践しています。

シンプルに、情報を限りなく選択して物事の本質を分かりやすく紙一枚にまとめることらしいです。

 

 

 

   

話はそれましたが、なんとなく図面に書いたスケッチのように仕上がってきた感がでてきました。

カウンターの向こう側に対面式のキッチンが入ります。

 

冬の時期ですが、サッシは樹脂製、断熱材もしっかり入れましたので、かなり中が温かくなりました。

 

 

 

<間取り>

 

たったこれだけの空間に水まわり設備とLDK、寝室をはめ込んでいきます。

平面図では広そうに見えても家具やテレビを置くとかなり狭くなってくるので、そのイメージをしゃしゃぁっとスケッチに表しました。

 

<スケッチ>

 


   
私たち業界の人間は、平面図だけでもおおよそ仕上がりをイメージできますが、重要なのはお施主様や職人たちとそれを共有することです。

決して一方通行にならないように確認し合いながら認識のズレを減らしていきます。

 

続いて、外観のビフォーアフターがこちらです。

 

<外観 before>

 

<外観 after>

 

<外観 after>

 

どう見ても普通に家ですね。

先日まで農機具の小屋だったとは思えません。

 

ただ、外観を見て頂くと、劇的にハイ、変わりましたとは感じないはずです。

なるべく趣を残しつつ新しくすることで不自然さをなくすようにしています。

リフォームは全体のまとまりが大切ですね。和の造りは特に、です。

 

 

<before①>

 

<before②>

 

<after>

 

こちらは前回からのビフォーアフターです。

 

奥の部屋と真ん中で間仕切れるように3枚建ての「引込み戸」を付けました。

 


上の矢印の方向の壁中が戸袋になっており、建具が中に入っていきます。

戸袋を「地獄」にしてしまうと掃除がしにくくなりますが、3枚用の壁厚なのでクイックルワイパーも丁度入ります。

フルオープンにすると建具が見えなくなるので、2部屋を一体的に利用できますし、壁当たりが増えるので収納棚などを置くこともできます。

よく開口部だらけにしてしまって、棚などちょっと置きたいときにスペースがなくなるパターンがあるので、気を付けてくださいね。

 

続いてこちらも前回からのビフォーアフターです。

 

<before①>

 

<before②>

 

<before③>

 

<after>

 

新たに立ち上がったカウンターは対面式のキッチン用です。

アクセントクロスにお施主様の好きなブルーを貼りました。

ここにダイニングテーブルをドン付けする予定です。

 


 
キッチンはTOTOの「ミッテ」というシリーズです。

L型にしてスペースを有効活用していますし、色もシックでかっこいいです。

コーナーに、ちょっとした棚を付けて下にコンセントも設けました。

この言われないと気付かないくらいの些細なひと手間が生活をぐっと快適にします。

 

他の水まわり設備もTOTOで一式そろえました。

 

 

 

 

トイレのイメージが強いTOTOですが、システムバスや洗面化粧台、キッチンも業界では定評です。

少し前まで物置になっていた小屋が、もう快適になりすぎてスゴいことになってしまいました。

 

小屋の2階は基本天井が低いので1階メインで居住空間を考えますが、吹抜を有効的に使えます。

 

<吹抜>

          

 

2階側は、隠れ家をみつけた子どものような気分になって、なにかワクワクしますよ。

 

2階(吹抜側)

 

ちなみに以前の2階は、真ん中の壁で全て分断されていました。

もともと梯子が2カ所あり、それぞれにアクセスするスタイルでしたが、今回壁を抜いて一つの階段から行き来できるようにしました。

 

<2階before>


 
 

<2階アフター(物置側)>

 

滋賀県は農業が盛んで、家の敷地に農機具小屋がある家が多いです。

最近は高齢化や継ぎ手不足で農業をやめたお宅もたくさんあり、こういった小屋が持て余されている家は少なくありません。

弊社では、古い古民家の改修もたくさん手掛けていますので、使い道も含めてぜひこのような事例のご相談もお寄せください。

リフォームは、思い出を残しつつ快適な生活を送れる空間のご提案だと思います。

 

 

 

 

 

なお下記エリアにお住まいの方・下記エリアへ引っ越し予定の方には、トイレのリフォームだけでなく、水回り全般(リビング含む)のリフォームなどのご相談やお見積りも行っております。
お気軽にご連絡ください。

※DAIKEN・YKK APなど、TOTO以外の各種商材も取り扱っております。

 


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