【 タイル 】を活かした在来浴室 リフォーム
こんにちは! 東京営業所の鹿毛(かげ)です。
築27年になる戸建住宅の浴室リフォーム工事をご紹介します。
既存は御影石貼りの在来浴室(タイル貼りの浴室)。
浴槽の経年劣化による色あせと、シャワー水栓のサーモスタット(温度調整部)が故障してしまったため、取替のご依頼を頂きました。
長年大切にご使用されていましたが、浴槽の表面の艶がなくなっていました。
併せて浴室の出入口ドアも建付けが悪くなっていたため、ドアの取替もご依頼いただきました。
システムバスへのご提案をしましたが、御影石がお気に入りで浴槽のみの取替となりました。
壁に使用されている御影石を残すため、既存の浴槽と新しい浴槽の寸法形状を検討した結果、できるだけ壊さずに浴槽を取替える工法で実施することにしました。
古い浴槽を少しづつカットし取り除いていきます。
シャワー水栓は形状が変わるため、一部壁を空け配管系統を変更しました。
残る石に傷などを入れないように注意しながら手作業で少しづつ石貼りの下地調整をしていきます。※元の石と新しい石では厚みが異なるためです。
高さ調整を行い新しい浴槽を据え付けます。
バス水栓・シャワー水栓は配管の変更後に御影石を貼っていきます。
水栓金具を取り付け、最後にコーキングをして工事完了です。
出入口ドアも既存のサッシ枠を取らずに利用するカバー工法で、軽く楽に開くドアになりました。