【フローリング】傷・汚れ・はがれの補修
こんにちは!
今回は、フローリングのこびりついた汚れ・日焼け・細かいキズをUVコーティングによって、新品のようなツヤのあるフローリングに復活させた事例と剥れたフローリングをパテを使用して補修した事例をご紹介します。
UVコーティングによるフローリング補修
築21年のマンションを所有されるお客様から、フローリングの汚れを落とすことが出来ないかと相談を受けたことが始まりでした。
写真の通り、日焼けや日々の汚れで新築当初のツヤ感は完全に失われている状態でした。
現地調査にお伺いした際に、この汚れ具合とフローリングのダメージを考えると、ワックス等を使っても綺麗にすることは難しいと思ってました。
そんな時、株式会社エコテックさんの「UVコーティング」という商品の紹介を受けました。
フロアーコーティングは、ワックス等をはじめ様々な種類がある中、この商品が素晴らしいと感じたのは紫外線で瞬間硬化させてしまうという点です。
以前からあるフロアーコーティングは、ワックスと同じように溶剤を塗ってから自然乾燥でコーティングが硬化するのを待ちます。
しかしこのUVコーティングは、特殊な機械から紫外線を照射させ硬化させるというものなんです!!
瞬間硬化させることで、自然乾燥だと乾燥するまでの間に小さな埃がフローリングに付着したりすることもあるんですが、そういったリスクもなく施工できちゃいます。
また、乾燥時間がないため工期も短縮できます。
そのほかに、耐摩耗性や耐薬品性、防滑性も優れており、良いこと尽くし!!!
そんなUVコーティングをお客様にご提案したところ、気に入っていただき採用となり施工致しました。
気持ちがいいくらいに汚れが落ちていきました。
この作業を見ていると、フローリングの汚れやくすみの大半はワックスなどのコーティング部分なんだと感じました。
写真の部分はテラス窓に近いところで、ダメージが一番ひどい場所だったのですが、フローリングの目地が分かるくらい綺麗になりました。
コーティング剤を塗布し、UVを照射して完成です。
ちなみに今回、約60㎡程施工し、工期は2日で終了しました。
着工前にあった黒ずみは、完全になくなりました。
そして、このツヤ感!!
おそらく新築当時よりきれいになったんじゃないかと思います。
施工前と後の比較写真です。
写真の通り、施工前と後では見違えるほどフローリングの汚れは落ち、ツヤ感も増しました。
今回は、汚れの撤去でしたが、傷の補修などにも対応できるようです。(傷の補修については状況により補修できない場合がありますので、一度ご相談ください)
また、フローリング貼替の費用と比べると予算を安く抑えることもできますので、現在フローリングの汚れや傷などでお悩みの方にはぜひおすすめです。
剥れたフローリング材表面を補修(リペア)
床のフローリング貼替の方が、スッキリ気持ち良いですが、工事金額や工期のことを考えると、補修工事は金額を抑えられて、工期も短くて済みますので、お客さまの状況によっては有効な施工方法です。
※あくまで、補修ですので、完全に直っているわけではありません。
ちなみに浅いキズや多少深いキズの場合は、ホームセンターや100均にて購入したフローリング補修用のパテやクレヨン・マニュキュアで補修することも可能ですが、色が合わなかったり、質感が合わなかったりと綺麗に補修することはなかなか難しいですね。
そのため、あまり気にしないといった方にはそのような方法もあるかと思います。
< 工事前の状態 >
< 下地処理 >
剥がれている箇所の凸凹をパテ埋めして、下地処理を行います。
パテはドライヤーを使って乾かします。
さらにパテを重ねて、乾かして、念入りに下地を作っていきます。
< 模様を描く >
プロに頼んでよかったと思う点は、やはり模様をきれいに描いてもらえるところ。
複数の色を使っての職人技ですね。
工事完了したら、どこを補修したかわからないくらいの状態になっております!
※よーく見たらわかります(汗)
文: 香月・松本