「LDK」とは(住宅建築 用語解説)
間取りを表示する際に使われる「LDK」とは、
ひとつの空間に「リビング・ダイニング・キッチン」の3つの機能をあわせ持った多機能空間のことをいいます。
当社実例
L(リビング):居住者がくつろいで、家族や来客とのコミュニケーションの中心となる部屋です。
昔の住宅はリビングとダイニングをハッキリ分けておらず、居間が両方の役割をもっていたようです。
D(ダイニング):食事室のことで、居住者が食事をするためのスペースのことを指します。
K(キッチン): 台所のこと。料理をする場所のことです。
つまり、LDKとはこれら3つのスペースの要素を兼ね備えた空間のことを指しています。
間仕切り壁が無いため、明るく開放的な空間をつくることができ、居室をシーンに合わせて自由に使うことが可能です。
LDKとDKには明確な定義はありませんが、不動産公正取引協議会連合会の「不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」において、以下のような目安を設けています。
キッチン以外の部屋の数によって、目安となる広さが変わります。
・キッチン以外の部屋が1つの場合、キッチンの広さが8帖未満であればDK、8.5帖以上はLDKです。
・キッチン以外の部屋が2つ以上ある場合は、キッチンがある部屋が10帖未満であればDK、10帖以上はLDKになります。